「消防設備」と「消化設備」の違いについて
コラム
建物の安全を守るために欠かせない「消防設備」と「消化設備」。
どちらも火災への備えとして設置されるものですが、それぞれの役割や機能には明確な違いがあります。
◇「消防設備」とは?
消防設備とは、消防活動に必要な設備や消防用水、さらに消火活動を円滑に行うために設けられた施設全体を指す総称です。
これらの設備は大きく分けて、消火器などの消火設備、自動火災報知設備などの警報設備、避難はしごや誘導灯といった避難設備の3つに分類されます。
◇「消化設備」とは?
消火設備とは、火災が発生した際に火を消すために使用される機械器具や設備の総称であり、消防設備の一種です。
消防法により、多くの建物に設置と定期点検が義務付けられています。
消火設備は、「火を消す」ことに特化した具体的な設備であり、警報や避難といった広範な機能を含む消防設備よりも、目的が明確で限定的である点が特徴です。
つまり、消火設備は消防設備の一部であり、消防設備はより広い概念で火災への総合的な備えを意味しています。
株式会社武田商会は、大分市を拠点に大分県全域で消防設備の設置・保守点検を行う専門会社です。
1920年創業の信頼と実績を持ち、火災受信機や誘導灯などの設置から、定期的な点検まで対応。
設置後のメンテナンスを重視し、万が一に備えた安心を提供します。
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